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​小梅さんの日記

500円(税込・送料別) 

 送付ご希望の方はご連絡ください。    

    和歌山県内の一部書店などでもご購入いただけます。

  「小梅日記」からいくつかの記事を選び、後で見つかった史料も加えて今の言葉に直し楽しい絵を付けました。 この絵本『小梅さんの日記』を手にとっていただき、和歌山が誇る「小梅日記」がどんなものなのか、当時はどんな風な生活をしていたのかを皆様に知っていただき、さらに川合小梅や「小梅日記」に興味を持って頂けましたら、たいへん嬉しく思います。

ワンダフルワールド

阿部健著 /阿吽社

3000円(税・送料込)

 送付ご希望の方はご連絡ください

 和歌山県内の一部書店などでもご購入いただけます。

 600ページを超える故・阿部健さんの労作です。

 「小梅日記」・川合小梅研究の参考書として、充実の内容です。   

​川合小梅の作品と画業

著者 近藤壮(元和歌山市立博物館長)

300円(税込・送料別)A5判 50ページ 作品目録付

小梅の絵画作品の魅力を解説した講演録です。

​残部わずかです。送付ご希望の方はお早めにご連絡ください

KOUME′S WORLD

The Life and Work of a Samurai Woman Before and After the Meiji  Restoration

 『小梅の世界:明治維新前後の武家女性の生涯と仕事』

  著者:サイモン・パートナー コロンビア大学出版局/2023年/英文312頁/ US$ 140

 

  『小梅日記』をもとに、明治維新前後の和歌山に生きた、川合小梅の生涯を描いた作品。本書は、英文のほか、中国語版等他の言語での発行企画も進行中です。

  川合小梅(1804-1889)は、和歌山の城下町の下級武士の家庭に生まれ、詩人、画家として活躍し、幕末から明治維新に至る重要な出来事やその後の急激な変化の多くを目の当たりにしました。彼女は50年以上もの間、家族の日々の生活、食事や出費、来客や天気、田舎町の噂話や重要な出来事のニュースなどを記録した日記を残しました。

 著者は、小梅の目と言葉をとおして、19世紀の日本の変革期の最も劇的な時期における社会的、経済的、文化的生活への窓を開きます。幕末から明治にかけての武士一家の日常の活動、社会的交流、情報ネットワーク、文化活動、家計を生き生きと描いています。

 この物語は、女性芸術家のダイナミックな仕事と生活を驚くほど詳細に描写すると同時に、明治維新をめぐる激動に対する地域的な視点も提供します。19世紀日本のジェンダー、経済、社会に関する魅力的なミクロ歴史研究である『小梅の世界』は、1人の女性が日常生活と劇的な社会変革の両方をどのように経験したかを説得力を持って説明しています。(コロンビア大学出版局ブックレビューより)

​女流画家 川合小梅の世界

​〈バイリンガル版〉

​サイモン・パートナー『KOUME'S WORLD』出版記念講演記録

600円(税込・送料別)

A5判 60ページ 英文寄稿「The World of Kawai Koume,Female Artist」収録

著者:サイモン・パートナー(米国デューク大学教授・日本近世、近代史)

​新刊です! 送付ご希望の方はご連絡ください。

 2024年7月14日に開催した、サイモン・パートナー米国デューク大学教授の『KOUME’S WORLD』出版記念講演の記録です。→講演記事ページ

  パートナー教授は、2019年「国際日本文化研究センター」に在籍された期間に、和歌山に通い『小梅日記』の著者・川合小梅(1804-89年)の研究を深められ、昨年『KOUME’S  WORLD』(コロンビア大学出版局)をまとめられました。

  本講演は、その研究成果から、川合小梅の画家としての活躍をテーマに、幕末から明治初期における紀州の学者社会に身を置き、画業で武士階級の家庭を支えようと最善を尽くした小梅の生き方を、作品紹介をまじえて研究者の視点で解説されたものです。

  また、講演内容に沿ってパートナー教授が書き下ろした英文寄稿「The World of Kawai Koume,Female Artist」も収録した、バイリンガル版仕様です。                               

【和文:右開き】   

【英文:左開き】

日本の近世・近代の市井の人々の生活史を研究されている、 サイモン・パートナー教授

​現代語訳 従軍日録

​ー幕末、紀州の漢学者が歩いた四十八日間

川合梅所著 山崎浩訳・註/文芸社

1300円(税・送料込)レビューページへ

当会よりお送り可能です。ご希望の方はご連絡ください。

 

 紀州藩の漢学者であった川合小梅の夫・梅所が、1863年天誅組追討のため、大阪城の警備にあたる兵士団に招集された際の記録。

   漢文の香りを残しながら、豊富な註を加え読みやすく現代語訳された労作です。

 

「私の足はひどく痛む。やっと村に着くころにはよろよろとしてもう耐えられない。食事をして困睡した。皆のいびきの音が雷のようだ。その疲れ、推して知るべきだ」(本文より) 

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