『小梅日記を読む』 第1回⑤「ええじゃないか」
- 小梅 川合
- 2025年10月11日
- 読了時間: 1分
本町七丁目の和歌屋でも「ええじゃないか」が起こりました。この時、とうとう役人から御叱りを受け、踊ることは禁止となりました。踊るのを止めに入ったお役人に対し、大胆にも「いっしょに踊ろう」と誘った女が、翌日、1時間ほど「預かり」になりました。軽く懲らしめられたようです。


(現代語訳)
慶応三年十二月十三日
本町七丁目の和歌屋へ、御幣と大黒が降ったので、酒を酌んで飲み、昨夜は町中に踊る声がしていた。だが、お上より御叱りがあったという。もし、踊ったなら科料を科すとのこと。
髪結いの女が踊っている所へ、役人が来て叱ったら、女は「そんなこと仰らずに一緒に踊りましょう」と役人の手を取ったという。この出来事に対し女は、今日一時間ほど町預けになった。
コメント